会派代表質問・一般質問一覧要旨
- 会議名
- 平成31年3月定例会
- 質問日
- 平成31年2月28日
- 区分
- 会派代表質問
- 議員名
- 小野泰宏 (公明党)
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要旨
1 SDGsを基礎としたまちづくりについて(1〜2ページ)(10〜11ページ)
一昨年、昨年の会派代表質問において、私は、国連が掲げたSDGs「誰一人取り残さない」という基本理念・包摂の精神のことに言及しました。
市長は、来年度もそのSDGsの包摂の精神に基づき、つくば市が抱える諸課題の解決に向けて、一層加速する1年にしていくと述べられています。まさに、今後、時代精神となっていくであろう「SDGsを基礎にしたまちづくり」を、積極的に進めていくべきと感じております。
そのような観点から、以下の内容について伺います。
(1)昨年2月からの「持続可能都市ヴィジョン」公表、SDGs未来都市選定、「全アフリカ市町村長サミット」参加、G1サミット参加やそれぞれでの意見交換の機会を通じて、あらためて市長が感じているSDGsに対する国内や世界の動向
(2)現在、「SDGs未来都市計画」として優先的に取り組んでいる「CIVIC事業」に対する進捗状況と課題
(3)つくば市で行っている現行の事業を、SDGsの目標・ターゲットに基づき見直して反映を進めている「つくば市未来構想」や「つくば市戦略プラン」改定作業の進捗状況と課題
2 テクノロジーを活用した社会課題の解決について(1〜2ページ)(10〜11ページ)
テクノロジーの進歩は、目覚ましいものがあります。来るべき「5G(第5世代移動通信システム)」の時代を考える時、テクノロジーで、多くの社会課題の解決を図っていくことは、重要な取組みであると感じます。
しかし、目指すべきは述べられているように市民生活の満足度向上に結び付けていくための活用でなければなりません。
そのような観点から、以下の内容について伺います。
(1)これまでに実施したテクノロジーを活用して行った取組に関する目的と成果、課題
(2)今後の5Gの時代を見据え、テクノロジーを活用して、更に社会課題を解決していこうと考えている分野や取組
3 平成31年度予算(案)の概要、歳入・歳出について(2〜3ページ)
つくば市では、毎年「中長期財政見通し」を作成していますが、今年と昨年作成の内容を比較すると、今後は「収支に大幅な財政不足が生じる」との見通しが書かれています。基金残高の将来見込みについても、昨年より減少の傾向です。
何よりも歳入・歳出・基金については、互いにバランスの取れた財政運営を望みますが、今後、財政収支に大幅な財源不足が生じるその背景や要因、また財源不足解消への対策について伺います。
4 職員が新たな取組みや市民に寄り添った仕事を行える環境作りについて (3ページ)
(1)市民第一のつくば実現のために、市長が職員の方々に望む基本的な考え方や行動について伺います。
(2)述べられている業務効率化の目的と人員配置との関連についての考えについて伺います。
(3)市民に寄り添った仕事をするためには、縦割りではなく、データや現場から上がった課題や事業の進捗状況を庁内で、より共有し連携する現場レベルでの日常的な現状把握や課題整理の場が必要と考えますが、その考え・取組みについて伺います。
以下の5・6の内容については、継続的側面があることから、施策評価(マネジメント)の観点から伺います。
5 安心の子育てについて (4〜5ページ)
(1)待機児童対策に向けた平成30年度の取組内容と評価・課題、そしてそのことを踏まえた来年度の取組内容と特徴について
(2)安心して出産できる環境づくりについての平成30年度の取組内容と評価・課題、そしてそのことを踏まえた来年度の取組内容と特徴について
6 頼れる福祉について(5〜6ページ)
(1)こどもの貧困対策についての平成30年度の取組内容と評価・課題、そしてそのことを踏まえた来年度の取組内容と特徴について
(2)障がい者支援についての平成30年度の取組内容と評価・課題、そしてそのことを踏まえた来年度の取組内容と特徴について
(3)高齢者支援についての平成30年度の取組内容と評価・課題、そしてそのことを踏まえた来年度の取組内容と特徴について
(4)健康づくりについての平成30年度の取組内容と評価・課題、そしてそのことを踏まえた来年度の取組内容と特徴について
7 便利なインフラについて(6〜7ページ)
(1)今回の公共交通の大幅な改編により、利便性の向上、まちづくりとの連動に期待が持たれます。今回の改編における基本的な考えと改編内容の市民への周知の取組について伺います。
(2)道路整備や改良に対する要望は、日常的に大変多いのが現状であると感じます。そうしたことから、特に維持管理については、これまでも事後の対処療法型管理ではなく、予防保全型の維持管理を提案してきましたが、来年度における道路行政に関する考えや取組内容について、具体的に伺います。
(3)つくば市の特徴でもある都市公園や緑地については、長寿命化等の維持管理の面だけではなく、その資源の更なる活用方策の検討も望みたいと思いますが、考え・構想について伺います。
(4)水道事業における上水道未整備地域への新規管路整備について、計画の地域や時期など、来年度以降の整備計画について伺います。
8 活気ある地域について(7〜9ページ)
(1)2020年の実用化・商品化に向け、現在開発が進められている「5G(第5世代移動通信システム)」の動向は、働き方にまで影響を及ぼす可能性が示唆されています。こうした時代の変化を見据えると、広くつくば市における産業振興の課題や推進を整理して、方向付けていく取組の必要性を感じますが、考えについて伺います。
(2)周辺市街地振興については、今年度に具体的な取組みや方向性が見えてきましたが、8つの地域においては、それぞれ課題も異なります。述べられている地域振興をテーマとしたコンペティションの開催や、地域の自主企画活動への経費補助など、今後の応援をしていく取組について具体的に伺います。
9 誇れるまちについて(9〜10ページ)
(1)オリンピック等の大規模イベントを一過性のものとせず、それらを契機として各種政策の充実を図るとありますが、その具体的内容について伺います。
(2)つくば市中心市街地まちづくりヴィジョンを貫く「キーワード」は何でしょうか。その背景・理由についても伺いたいと思います。また、ヴィジョンを実現するために、行政の行う役割と取り組む内容、市民の役割と取り組む内容、事業者の役割と取り組む内容については、どのように考えているか伺います。