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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和3年3月定例会
質問日
令和3年3月1日
区分
会派代表質問
議員名
小野泰宏 (公明党つくば)
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要旨

1 持続可能なまちづくりについて(1ページ)(6ページ)(9ページ)
 一人ひとりの生涯にわたって、貧困や病気、失業などで厳しい状況に陥った時に、その影響を軽減させるための政策や取組が、コロナ禍の今、切実に求められていると感じます。
 その中でも、若者たちの仕事をめぐる状況が厳しさを増していることを踏まえると、若者たちが希望を持てない社会であれば、とても持続可能なまちづくりは描けないと考えます。
 つくばで生まれ育った若者たちが、社会や地域、将来に希望を持ち、そしてつくばに住み続けられるためには、どのように考え、取組を進めればよいのか、市長の現状に対する基本的な認識や考え、その方策について伺います。
2 令和3年度当初予算(案)の概要について(2〜3ページ)
 緊急時における予算編成においては、単年度ではなく、複数年度や事業の執行時期の観点から、予算編成を考えていくことが重要であると考えます。
 こうした観点から令和3年度の予算編成について、特に市長が留意した施策や配慮した内容について伺います。
3 「誰一人取り残さないつくば」の構築について(1〜2ページ)(5ページ)(8ページ)
 述べられている「誰一人取り残さない」包摂の精神こそ、現在最も必要とされている精神ではないかと思います。そのための様々な取組の必要性は理解するものです。
 特に、コロナ禍では、惰弱な社会的立場の方ほど深刻な状況に陥りやすく、かつ、そのことが見えにくい状況もあります。また、置かれた状況は「重層的な場合」も多く、解決のためには関係者の連携は欠かせません。
 以上のことを考えるに、包摂の精神を醸成していくためには、「課題は、多職種・各課・各機関の連携を生み出し育む存在である」との意識に立ち、連携しながら互いの強みを生かし、支援することによる成功体験を共有していくことが重要であると考えます。
 対応する職員の業務量に対する考慮や広く取組を推進する方々をサポートするための研修や能力開発も大切であると思います。
 コロナ禍において、危機が日常化する中で、社会の表面から埋没しがちになっている「様々な困難を抱えた方々」に向けての市長の思いや考え、方策について伺います。
4 中心市街地と周辺市街地の取組について(1〜2ページ)(7ページ)(9ページ)
 「つくば中心市街地まちづくり戦略」が策定され、現在その取組が進められています。
 周辺市街地での地域主体の取組も創意工夫しながら進んでいます。地域主体のこうした動きはお互いの顔が見え、今後に期待が持てます。
 中心と周辺の両市街地が共に活気ある地域になってこそのつくば市の深みのあるまちづくりになると考えます。今後は更に両地域の回遊性を視野に入れたまちづくりや多様な魅力を積極的にアピールしてほしいと思いますが、考えについて伺います。
5 スマートシティの推進について(2ページ)
 つくば市の成り立ちから、テクノロジーで地域課題の解決を図っていくことは、つくばに課せられた役割であるといえます。同時に、市民生活を豊かにすることが、テクノロジーを推進する目的であり、また、推進に対する様々な不安について、市民目線に立ち、理解を求めていく姿勢が必要であります。
 必要性や当事者感を広く深く感じていただくための取組が求められていると感じていますが、その考えや構想について伺います。
6 今後の職員の育成について(3ページ)
 ウイズコロナ/アフターコロナ社会において、地方自治体は、今後どのように対応していけばよいのか、非常に大きな課題であると考えます。述べられている「市民に寄り添う」「自ら考え行動する」職員を育成するためという観点から以下の点について伺います。
(1)膨大な業務を行ってきた今回のコロナ禍を教訓に、今後のつくば市役所の組織体制の在り方について市長の考えを伺います。
(2)正解が分からない今後の社会の中で、多くの職員を擁するつくば市役所のトップとして、今後職員に望むことはどのようなことであるのか、市長の考えを伺います。
7 教師の働き方改革と学校と地域の交流について(4ページ)
 部活動指導員補助事業が挙げられていますが、子供たちと向き合う時間を増やすための教師の働き方改革について、進捗状況と課題、今後の推進内容について伺います。
 また、今回のコロナ禍の中、致し方ないとは思いますが、結果として学校と地域との間で交流等ができない部分も生じました。
 学校の様子を地域住民が知ることは、様々な意味で大切であると考えます。
 コロナ感染の進展状況により難しい部分もありますが、社会状況の変化もある中での今後の学校と地域の関わり方や交流等についての考え方について伺います。
8 「つくば市末来構想」について(8〜9ページ)
 令和2年度を起点とする未来構想では、21世紀半ばまでを見据えたまちづくりの基本理念として「つながりを力に未来をつくる」という理念を掲げましたが、今回のコロナ禍はその「つながり」を強めることとは逆行するような社会現象も生みだしました。
 「理念に基づき、今既にある資源や考えを具体化していくことで、つくばのまちづくりを前に進めていくことができる」と述べられていますが、市長の上記に対する認識と考えについて、具体的に伺いたいと思います。
9 「世界のあしたが見えるまち」としてのつくばの役割について(9ページ)
 コロナ感染者に対する差別や医療従事者を始めとするエッセンシャルワーカーに対する誹謗中傷などが、様々な場面において見られますが、こうした「人権侵害問題」に対して、積極的な対応策を打ち出すのは難しいことであると思います。
 しかし、世界共通の課題になっている現在、こうした「人権侵害」に対して何らかの取組を行うことは、「世界のあしたが見えるまち」つくばにおいての役割ではないかと考えます。市長の考えについて伺います。
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