会派代表質問・一般質問一覧要旨
- 会議名
- 令和7年定例会6月定例会議
- 質問日
- 令和7年6月11日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 川久保皆実 (つくばチェンジチャレンジ)
要旨
1 インクルーシブ公園の整備について
インクルーシブ公園に向けた筑波北部公園再整備事業について、『令和7年度当初予算(案)主な事業概要』のNo.20には、「筑波北部公園をインクルーシブ公園に再整備するため、公園利用者等にワークショップ等を行いながら設計を進める。」と記載されています。
この点に関連して、令和6年3月定例会の一般質問において、ワークショップを開催する際には、つくば特別支援学校や障がい児通所支援事業所等で案内チラシを配布してもらうなどして障がい児の保護者の方々に周知すること、及びワークショップに参加できない方のためにオンラインで気軽に意見を投稿できるようなアンケートフォームを作成することを提案したところ、「より多くの御意見を集めるため、御提案いただきましたチラシ配布、ワークショップに参加できない方に対する意見集約のオンラインフォームの作成も含め、様々な方法を検討していきたいと考えています。」との答弁を得ました。
以上を踏まえ、当該ワークショップについて次の点を伺います。
(1) 実施予定時期、場所、対象者及び内容
(2) 対象者への周知方法
(3) ワークショップに参加できない方からの意見集約方法
2 市営公園等における手持ち花火の使用について
令和6年9月定例会議の一般質問において、小学生を子育て中の市民の方から「夏に子どもと一緒に手持ち花火を楽しみたいけれど、家の近所で花火をできる場所がない」というお声が寄せられたこと、及び東京都内では、地域の子ども達の夏の思い出づくりのため、期間や時間帯を限定し、一部の公園等での花火の利用を認める動きが広がっていることを踏まえ、つくば市でも、市営公園等において、期間、時間帯、場所や利用時の注意事項など、ルールを明確にした上で、手持ち花火の使用を認めることを提案したところ、令和7年の夏に向けて検討していく旨の答弁を得ました。
そこで、当該検討の進捗状況を伺います。
3 中央公園リニューアル及び遊具・屋内遊び場の設置について
令和7年5月19日、つくば市都市計画部学園地区市街地振興課から『つくば中央公園リニューアル基本計画(案)』が公表され、それに併せて特に要望が多かったカフェ設置と遊具・屋内遊び場の設置に関する市の考え方についてまとめた『カフェ設置、遊具・屋内遊び場の設置に関する考え方について』という文書も公表されました。
なお、令和5年度市民アンケートでは、「中央公園について課題だと思うところがあれば教えてください。」という質問に対して、「子どもが楽しめるものが少ない」という回答を選択した方が最も多く、また、令和7年1月から2月にかけて実施された意見募集においても、遊具の設置を希望する意見が複数寄せられています。
以上を踏まえ、中央公園リニューアルについて次の点を伺います。
(1) 『カフェ設置、遊具・屋内遊び場の設置に関する考え方について』には、「今回のリニューアルでは大型遊具は設置せず」と記載されているが、大型ではない遊具の設置は検討しているか
(2) 『カフェ設置、遊具・屋内遊び場の設置に関する考え方について』には、「屋内遊び場については、つくば駅周辺に求められている施設であると認識していますが、規模や利便性を考慮し、中央公園内だけでなく、市全体で最適な設置場所や誘導手法を検討します。」と記載されているが、どの部署が主体となってどのようなスケジュールで検討を行うのか
(3) 令和7年1月から2月にかけて実施された意見募集において寄せられた意見のうち次の点についての検討状況
ア 防災に関する取組
イ 徒渉池(水遊び場)への日よけの設置
4 救急について
つくば市救急隊不搬送事案検証委員会が作成した令和7年3月26日付けの「検証結果報告書」には、「救命士が、脈拍数、体温、血圧、SpO2の測定をしていない点については、より正確な観察を行うとの観点からすれば測定されることが望ましい。」「死亡している傷病者以外にも不搬送の対応を行っていた実態を継続するのであれば、救急隊の円滑な活動のために同プロトコル(川久保補足:「つくば・常総地区メディカルコントロール協議会が策定するプロトコル」を指す。)の整備に向けてメディカルコントロール協議会に働きかけることをつくば市消防本部において検討することが望ましいと考える。」との記載があります。
以上を踏まえ、次の点についての市の対応状況を伺います。
(1) 救命士が、脈拍数、体温、血圧及びSpO2の測定を行うこと
(2) 不搬送に関するプロトコルの整備に向けてつくば・常総地区メディカルコントロール協議会に働きかけること
5 選挙について
次の点を伺います。
(1) 親子連れ投票について
令和6年12月定例会議の一般質問において、つくば市として積極的に親子連れ投票を推進するため、啓発チラシやポスターを作成し、公立保育所・幼稚園・小中学校・義務教育学校等においてチラシを配布又は配信したり、市内各所にポスターを掲示したりすることを提案したところ、選挙管理委員会へその有効性と先進事例を示し、導入についての協議を令和6年度内に行う旨の答弁を得ました。
そこで、当該協議の結果を伺います。
(2) 選挙事務に従事する職員の時間外勤務時間の削減について
令和6年12月定例会議の一般質問において、同年10月に行われたつくば市長選挙及びつくば市議会議員一般選挙の事務に従事した職員のうち、管理職の方で最大月
181.3時間、非管理職の方で最大月245.9時間の時間外勤務が発生していたとの答弁を受け、今後の対策について質問したところ、業務フローのマニュアル化及び問合せがあった事項についてのQ&Aの整理を令和6年度中に実施する旨の答弁を得ました。
そこで、当該対策の実施状況を伺います。
6 次の点を伺います。なお、対象期間は令和3年度から令和6年度までとし、管理職及び非管理職の別に御答弁ください。
(1) 時間外勤務時間が月80時間超又は月100時間超となった職員の延べ人数の年度ごとの推移
(2) 時間外勤務時間が月80時間超となった職員に対して実施した産業医面談において、就業制限又は要休業の指導が行われた延べ件数の年度ごとの推移
(3) 過重労働による健康障害を防ぐために実施した具体的な対策